Australia生活。Brisbaneを中心に。

1年間、AustraliaのBrisbaneに住んでみて。ブリスベンの情報や、オーストラリア全般に共通する話、旅行に行った先の紹介などをしていきたいと思います。Visaはワーキングホリデー。諸事情あってゆるゆると生活しております。

お仕事探し 4:採用編

前回、1回のトライアルを終え、2回目のトライアル。

2回目はアルコール類の作り方。そこでふと思った。「あれ…お酒の提供に、従業員も資格が必要なんじゃないっけ?」。そうです、AustraliaはWaiterであっても、お酒を提供する(持っていくだけでも)のにLicenseが必要です。Responsible Serve Alcoholだっけ?うるおぼえですがRSAと言います。このことについてはまた他の記事で書きます。しかし、オーナーからそれを持っているか聞かれたことも、取ってねと言われたこともない。ふむ…。

2回目のトライアルを終えたとき、オーナーから“次からはお給料を払うわ”“時給12ドルね。あなたは経験がないから”と言われ、唖然とする。“シフトは週にどのくらい入れますか?”と聞くと、“週9時間くらいね。金、土、日の夜に3時間ずつ”と言われる。

その場ではすぐにNoと言うことはできず、家に帰る。

BrisbaneがあるQLDは最低賃金が19ドル程度(細かい額は失念)。明らかに違法。しかも銀行口座なども聞かれないので、おそらく現金を手渡しするキャッシュジョブ。つまり税金やSouper Anuation(これも後日他の記事で書きます)も払う気がないということの現れ。

次の日に語学学校でそのことを話すと、ありえない。違法だ。×××(放送禁止用語)。と言った先生の感想。どの先生に聞いても同じでした。

せっかく見つけた仕事。9時間ではやっていけないからかけもちになるけど、他のが見つかるまではとりあえずやってみても良いのかな…と思っていた気持ちもありましたが、先生たちから同じ反応をもらって、あぁ、やめようと決心がつきました。

とはいってもなかなか電話するのは億劫で、ものすごく楽しいことがあった日に、勢いで電話しました笑

オーナーには、“時給12ドルでは働けないので働かない”と言い、オーナーは”わかったは。でもあなたは経験がないから”とのこと。円満な電話でしたが、“違法ですよね?“って言ってやればよかったなと少し思っています。

ということで振り出しに戻った仕事探し。学んだことは、

面接時、もしくはトライアルに入る前、遅くてもトライアル初日には時給、シフトがどのくらいもらえるのかを絶対聞くこと。やましいことがなければ答えてくれる。労働者として当たり前の権利だから。聞くことを遠慮してはダメ。

そして、最低賃金以下で働かせようとするところでは働かないこと。私もそう思っていたし、語学学校の先生からはっきりと言われたことは、もしその賃金で働いてしまうと、その賃金で今後も人が働かされる。ワーホリの労働力ははっきり言って、立場としてはかなり弱いです。でもだからといって、搾取される必要はない。あとこれは先生に言われてそうかと思ったこととして、その条件に同意して働くということは、違法、犯罪に加担しているも同然。確かに考え方によってはそうですよね。

いくら仕事が欲しくても、最低賃金以下のところでは働かないことをおすすめします。はっきり言って、仕事は見つかります。もちろん、エリアを変えたりとかの必要は出てくるかもしれないですが。かくいう私も、これからまた仕事を見つけます。しかも理想としていたエリアで希望職種で見つけます。続きはまた次回。