Australia生活。Brisbaneを中心に。

1年間、AustraliaのBrisbaneに住んでみて。ブリスベンの情報や、オーストラリア全般に共通する話、旅行に行った先の紹介などをしていきたいと思います。Visaはワーキングホリデー。諸事情あってゆるゆると生活しております。

【英語】結局私の英語力はこの10か月でどのくらい伸びたのか。

 

こんにちは、ケイです。前回も書いた通り帰国に向けてゆるゆると準備をしています。友達とのさよならごはんも含めてそこそこ出歩いております。あとお土産買ったりとか笑 お土産についてはまた後日。

 

さて、朝起きて(睡眠時間8時間確保)T2のBrisbane breakfastを広々リビングで川を眺めながら日光とともに飲むという生活もあと1週間程度となってきました。完全に振り返りや、生活自体を閉じる準備をしているといった気持ちです。

 

何度も書いていますが、私の一番の渡豪目的はホリデー、休みをとることだったのでその点では大成功だったと思います。では、第二の目的、英語力の向上はどの程度だったのでしょうか。テストなどを受ける予定もないので客観的指標では測ることが難しいのですが、自分の実感として考えてみたいと思います。

 

語学学校期。(1~3か月目)

以前詳しく書いています。Upper-Intermediateに入れられてものすごくしんどい思いをし、ただ3週間を経てそれなりに友達もできたり、その会話に混ざることができたりといったところでしょうか。

australiakei.hatenablog.com

 

伸び率が高かったのは確実に語学学校時代だったと思います。朝8:30から夕方4時までずーっと英語にまみれていたのはやっぱり大きかった。またこの時期に覚えた文法事項が今後の会話力の助力となっていたのも間違いないと思います。文法大事。

australiakei.hatenablog.com

 

第一ジャパレス期。(4~6か月目)

語学学校卒業とほぼ同時に働き出したジャパレス。仕事探しやそのお店がどんな感じで嫌だったかは過去記事を参照してください、記事たくさんあります笑

具体的な時期としては7月下旬から10月いっぱいまでなので3か月ちょっと、私が渡豪して4か月目から6か月目ってとこでしょうか。この時期はなんとなくの英語でなんとなく過ごしていたような気がします。接客英語だけとりあえず覚えて、あとはほとんど英語を学ぶ機会もなく、日本語で生活していたような。英語力として一番しんどさを感じていたのはこの後半の時期だったような気がします。

 

働き始めて、日本語ばっかりになって、ほとんどお客さんと会話なんてする暇のない忙しい店で。そしてこの頃、ちょうど日本であるとある試験のために勉強したりもしていて。完全に机上の勉強が英語から日本語に変わってしまい、職場と家(シェアメイト)と少し話す程度。

英語が伸びるわけもなく!!ただ一方で、オーストラリアに半年も住んでいるのにこんなに英語話せないの?こんなに理解できないの?と、すごくむなしくなりました。努力もしていないのに!!

英語話せない、理解できないというのは、主にお店に行ったときに感じました。簡単な注文とか質問はできても、自分の言いたいこと、例えば「小分けの袋をください」とか。言えず、伝わらず、しょんぼりすることが多かった気がします。相手のきょとん顔が悲しかった。あと、料理とかサービスについて尋ねても、細かいところは把握できなかった。

ただ、今振り返ると商品に関する質問とか、手続きに関する銀行やお店とのやりとりとか、エアーズロックの旅行に関する予約とか、最低限暮らしていく英語をメールや電話でするということに少しずつ挑戦して(しなくちゃならなかったからしただけだけど)、できるようになった時期でもありました。

 

仕事辞めてふらふら期。(7か月目)

10月末に仕事を辞めて11月、この時期は一応ふらふらと仕事を探したりしてて、もうウェイトレスはしたくない!!とRetailにばかりレジュメを配っていて、そりゃネイティブスピーカーを雇うよなぁ、とネイティブに勝てるわけがないために、どんどん悲しくなった時期でした。

 

australiakei.hatenablog.com

 もう英語話すの面倒だから、日本に帰りたいと思っていました。でも帰れないので、仕方なくウェイトレスとしてレジュメを配り、週3~4日、3~4時間だけという理想的な仕事を手に入れたのです。

 

第二ジャパレス期。(8~9か月目)

ローカル?なジャパレスで働きはじめ、客層が良く、比較的暇な時はど暇なレストランだったので、お客さんと話すことも結構あり。韓国人オーナーのお店だったため、やりとりは全て英語で、またオーナーの奥さん(おかみさん)がよく話しかけてくる人だったので短い労働時間だった割に英語を使うことが多かったです。

 

お客さんと話すうち、あぁ、ネイティブのOzやっぱり優しいわぁ、と。そして、話せないこともあるし、そんなに自分が話せないわけではないのでは?と思えることが増えてきました。話す機会が増えたことで、なんというか、Ozならではの軽い会話?ができるようになってきたような気がしました。vocabularyも増えてないし、別に言える言葉がさほど増えたわけでもないのに。でも自分がカフェに行ったときに、普段お客さんから言われている“Perfect!!”とか、“Lovely!!”とか、使ってみたり。楽しい。

そして、さっき言った「小分けの袋ください」も、言い換えて「友達に渡すので袋を2枚ください」とか言えたり。対して喋れる量は変わってないけど、言い換えして言うのが上手くなったような気がする。

 

もうすぐ帰国するよ期。(10か月目)

そしてジャパレスも辞めて(賃金が低いのと、SydneyとMelbourneに旅行に行くのとで早めに辞めました)、今に至るのですが、やっぱりブラジル人とかの友達よりは話せないし、スピードはないし、早めようと思うとわけわかんない単語の羅列になるし、時制はめちゃくちゃだし。結局のところ長い文章は口頭で上手く紡げないし。

それでも、それなりに言いたいことは伝わるし、電話はまだ怖い部分があるけどネイティブも含め買い物程度だったらそんなに臆せずできるようにはなっているし。以前は聞き取れなかったであろう店員さんの説明も聞き取れるようになった部分が多くなったような気がする。あと一番感じるのは、ドラマと映画は無理だけど、ニュースは結構聞き取れるようになった気がする。

電話も怖いとは言いつつ、予約はもちろん、形や色を説明しての商品の取り扱いの有無を問い合わせたり、駐車違反の切符が置かれていた時に問い合わせをしてその通りに手続きをしたりとか、結構面倒な電話も経験しました。

なんとなく、生活することが怖くないくらい、といったところ。ただ、やっぱりSpeakingの流暢さと文章を紡ぐ力は弱いなと感じています。

 

結論。

英語は住んでいるだけでは伸びない。でも使う分だけ伸びるし、勉強すればやっぱり伸びる。そして、ネイティブくらい話すのは無理だということが理解できて一旦嫌になって、そのあと吹っ切れたところから楽になった気がする。

ただ、自分が一点後悔しているとすれば、Speakingを伸ばしたいと思っていても、その機会が乏しければReadingでもgrammarでも、やっておけばよかったなと。というか、後者の2つを継続してやっておけば良かった。私はこの10か月でほとんどvocabularyとidiomが増えていない。特に語学学校を終えてからはほとんど増えてない。だから、そこは机上の勉強は意味ないなんて思わず、ちゃんとやっておくべきだったと思う。

一方、その反面教師として、外国人と話す機会が今よりもちろん減る帰国後でも、机上の勉強で一定に保てる英語力、伸ばせる英語力はあるのではないか、と。もちろんそれにListeningを加えて。BBC lerning Englishは本当に良い。

 

長文を書いて疲れたので、後日補足修正するかもしれませんが、ざっくりとこんなところです。とりあえず、きちんと10か月の海外生活を乗り切れそうな自分、生き延びられた自分は、ちゃんとほめてあげたいなと思います。

英語力以外の点についても明日以降書こうかと思っていますので、また近いうちに!!