Australia生活。Brisbaneを中心に。

1年間、AustraliaのBrisbaneに住んでみて。ブリスベンの情報や、オーストラリア全般に共通する話、旅行に行った先の紹介などをしていきたいと思います。Visaはワーキングホリデー。諸事情あってゆるゆると生活しております。

【中途半端なワーホリの苦しみ】自分の本心。

 

こんな時間にこんばんは。Australiaは日本時間+1なので、今は深夜1時を過ぎたところです。

 

こんな時間にPCを開いて更新しようと思ったのは、ちゃんと書いておいたほうが後々の自分のためなような気がして。

実はワーホリの仕事探しをちょこちょこと、以前のように本気ではなくちょこちょこと続けており、面接に3件呼ばれ、うち2件に採用をもらい、1件に決めたところでした。

時間がありすぎる。お金は欲しい。でもホリデーを重視したいという希望を叶えるかのように、週3~4日、ディナーだけというお店に採用になりました。

 

良かったのです。そう、良かったのです。でもなんだかそんなに嬉しくない。面接をしてくれた方も良い人だったし、英語環境、給料もパーフェクトではないけど悪くない。客層も良さそうなお店。

 

 

 

今、寝ようと思っていたんですが、気温も涼しく、窓から外を見ていたのです。我が家はリバーサイドにあり、景色は本当に絶景なのです。金曜の夜なのでまだクラブミュージックが聞こえたり、下を見ると歩く人の姿、道路を見れば車のライトが見えたりします。

 

こっちで過ごす時間が残り少なくなっているせいか、『この景色を嫌なことがあった時に思い出すのかな…』と思うと、少し涙が流れてきました。

でも、少しずつ気持ちが変わってきたのです。『大丈夫かなぁ…』自分の気持ちからふと出てきた言葉がこれでした。

 

下を行く、native speakerと思わしき人たち。nativeと話が満足にできるくらいなんて、もちろん話せません。日常会話に毛が生えた程度です。Speakingは特に落ちてきています。

結局この国では、英語が話せない限り同じ水準に立つことは不可能なのだ。

当たり前なんですよ、そんなこと。そしてましてや、英語の習得をするために努力しているかと言えば全く努力なんてしてないし、語彙も全然増えてない。もともと『休みたい』という動機で来ていて、将来的に仕事で英語を使う予定もない。帰国したら自分の専門領域に戻る予定です。

 

でも、結局この国の一員になれることはないんだ。優しいnativeが一生懸命私の拙い英語を理解しようとしてくれてコミュニケーションが成り立っても、それはそれに過ぎないんだ。

当たり前なんですよ。そりゃ。でもなんだかそれに疲れてしまったようです。それをそれでよしとできない自分の性格の問題なのですが、なんかもう、自分で思っていた以上に疲れていたようです。

 

もちろん、英語をつかってささやかな友情を紡ぐ喜びは知っているつもりです。9年前にCanadaで出会ったスイス人に来年日本で再会する予定ですし、8年前NZで出会ったタイ人には来月Australiaで再会する予定です。とても嬉しいし、私は彼女たちと友情を育めていることを本当に嬉しく思います。

 

でもなんか、疲れちゃったんですよね。英語に。そんなに話してるわけじゃないんですけど、だからこそ伸びないんですけど、なんか、結局同じ土俵に立てない自分に。そこを目標にして来ているわけでも、悔しくて勉強しているわけでもないんですけど。

 

それが今の本音なんだなと、気づいた夜でした。もう寝てしまおう。