Australia生活。Brisbaneを中心に。

1年間、AustraliaのBrisbaneに住んでみて。ブリスベンの情報や、オーストラリア全般に共通する話、旅行に行った先の紹介などをしていきたいと思います。Visaはワーキングホリデー。諸事情あってゆるゆると生活しております。

お仕事探し 2:レジュメ配り編

こんばんは、ケイです。

さて、前回の続きです。

ブリスベンの中心部、所謂CBDにあって、そんなに忙しくもなく、ゆるゆる働けて、でもお客さんはオージーが中心で、休みも取りやすい職場はないかなー。週4くらいで働けるとちょうど良いかもなぁ。さて、オーストラリアの定番っていうレジュメ配りをするかぁ。

というすごいゆるゆるっとした感じでレジュメ配りを始めました。

オーストラリアではレジュメを突然直接お店に持って行って、“Are you hirining now?”って聞いちゃうのが結構一般的らしい。マネージャーに直接渡したほうが良いとか、混んでる時間帯は避けるとか、そういう情報はネットでたくさん拾えると思うので、検索してみてください。

最低限の常識と、いくぞ!!と勢いをつけていざ飛び込んでしまうことさえできれば、大丈夫です。すごいハードルが高い気もするのですが、みんなやっているので、日本とは違うのだ!!これは良い経験なのだ!!と自分を駆り立たせることが必要だと思います。でも1件目を乗り越えてしまえばあとは慣れます!!本当に!!

Hello, how are you? I am XX. I am looking for a job. Can I talk to your manager?

基本はこれだけです。マネージャーがいれば渡す、マネージャーがいなければ、お店の人にレジュメを渡すかマネージャーがいる時間を聞いてその時間に出直す。

騙されたと思ってやってみてください笑

でも時期も悪かったのか、マネージャーに渡らなかったのか、なかなか募集しているところに出会えませんでした。連絡はほとんど来ず。本当はマネージャーに直接渡すのが良いようなのですが、それを怠ったのでそれも原因かも。

CBDを諦めて、日豪プレスで募集が出ていた少し遠いところにメールで応募しつつ、直接配りにも行きました。ものすごい激しい雨の日で、でも「もう人とっちゃったんですよねー」と言われ、レジュメは受け取ってもらえたものの(大抵のところが受け取ってくれる)、なんか、もう無理なんじゃないかなと思い始めました。

でもやらなくちゃならないから、やるかー、とその足で他のレストランへ。

以前お店の前に日本語での貼り紙があったのを見ていたので、日本人が経営しているジャパレスなんだろう、と思っていたお店。でもその求人に「英語の堪能なかた」とあったので、大丈夫なのか自信もなくスルーしていました。でもこれはとりあえず行ってみなくては、といざお店の中に。

「いらっしゃいませー」と大将っぽい人に言われるが、カタコト?バーカウンターにいた女性に声をかけ、レジュメを渡すと、その人も日本語ではなく英語で話してくる。でも見た目は日本人にも見えなくもない。試されているのか?と思いつつ観察していると、「経験はある?」『日本で寿司レストランのウェイトイレスの経験があります』「学校に通ってるの?」『来週で卒業します』「日本人?Great. Upper Intermediateか、良いわね」みたいなことを言われ、

「明日の夜来れる?トライアル」

と。ふぇ!?決まるときはこんなにもあっけなく決まるのかと。インタビューと言えるほどのこともしておらず、1~2分くらい英語で上記のようなことを話しただけでした。ランチもやっているお店だとはわかっていたので、ここに決まればきっと良い感じに働けるはず!!と妄想は膨らみます。

次の日は夜なら空いていたので、トライアルに参加することになったのでした。

ここまでくるのに、レジュメは20~30枚くらい配ったと思います。それに加えてネット応募を10件くらいしたかな?数配らないと、ということはよく言われていて、ネットでは100枚なんて人もいますが、そこまで至るのに普通の人は一旦心が折れると思います。私も枚数にするとそんなんでもないですが、心折れかけましたし…。

私が仕事を探していたのは6~7月の上旬で、オーストラリアは冬。冬は閑散期として扱われるようでした。なので人をあんまり取らない時期ではあるんだとか。逆に7月下旬から8月は、日本人留学生が日本に帰ることも多く、空きがでることがあり、また夏が近づくと繁忙期に向けて人を取るようになるんだとか。

本当にタイミングで、じゃぁ私はタイミングが悪いのかと今度はそっちで悲しくなりますが、そんなこと言っていても自分がこの時期に来たこと自体全部も否定できないし、じゃぁ仕事が見つからないのかと言えばそんなことはないし、なんとか自分のベストを目指すしかないのです。

ちなみに私はクリーナーはしたくない、普通のレストランのキッチンハンドは無理だろう、大変そうな仕事は嫌、などかなり自分にゆるい条件の仕事を探していたのも見つかりづらい原因だったと思います。ディッシュウォッシャーでもキッチンハンドでもなんでもやります、早朝大丈夫です、バリスタやったことあります、だったらまた違ったと思う。私はバリスタの経験がなかったのでカフェは対象外だったのです。

さて、あたかも先ほど書いたジャパレス(でも経営者は日本人じゃなさそうだぞ)に決まったような書きぶりに見えますが、ここからさらに紆余曲折あるのです。続きはまた今度。